
6秒動画アプリ「Vine」が「byte」として復活!世界累計100万回ダウンロードを超える新しいプラットフォームの活用法とは
ソーシャル・エンターテイメントを創出するALPHABOAT合同会社(所在地:東京都渋谷区 代表取締役社長・西谷 大蔵 以下ALPHABOAT)は、2020年1月にリリースされた動画共有アプリ「byte」をテーマに、元Viner・ほくぴーと現在TikTokやYouTubeで活躍するライ先生が、同アプリのマネタイズ方法や動画市場の行く末について分析してもらった。
■byteとは?
byteは一世を風靡した「Vine」の後継アプリで、2020年1月リリースからすでに100万回ダウンロードを超える今注目のSNSである。
※Vineは、Twitter社が運営していた6秒動画アプリ。全盛期は1億人以上のユーザーを誇っていたが、2016年にサービス終了となった。
■byteのマネタイズ方法
元Vinerのほくぴーは、byteはVineと全く違うものになると予想。
Vineはクリエイターが直接収益化する仕組みはなかったが、byteにおいてはクリエイターに対価を支払う「パートナープログラム」を実施すると発表している。
そのため、直接収益化ができないTikTokのクリエイターがbyteに参入する可能性が高い。
byte自体のマネタイズ方法はまだ詳細が明らかになっていないが、現時点で下記の宣言をしている。
①プレロール広告をやらない
②リターゲティング広告をやらない
では、広告を表示させないでどのようにマネタイズするのか。元Vinerのほくぴーは、vimeoのようにユーザー課金でマネタイズをするのではないかと予測している。
■byteで人気クリエイターになるには
元VinerのほくぴーとTikTokerのライ先生、共に力説していたのが「先行者優位」というワード。先駆者として数字を獲得することで、その分野におけるパイオニアとしての地位を確立できる傾向があるという。
後発で参入しても、所詮は二番煎じ。フォロワーや動画視聴数などの数字はある程度獲得することができても、ランキング上位のトップクリエイターに逆転することは難しいとされている。
例えば、リップシンクやダンス動画が中心のTikTokにおいて、会話がメインの動画ジャンルを開拓したのはライ先生だが、同様のコンテンツを発信する後発のクリエイターは、フォロワーがライ先生の半分、または三分の一に留まる。
つまり、早期に始めることで、そのジャンルにおけるスペシャリストというイメージが形成されたり、コンテンツ量が必然的に多くなったりするため、他のクリエイターよりアドバンテージが高いと考えられる。
byteは日本国内において、まだ知名度が高くないため、クリエイターにとっては今がチャンスと言えるかもしれない。
■byteによる動画市場の変化
「6秒動画」は、今まで動画配信をしたことがない初心者にとってハードルが低く、手軽に始められることが大きなメリット。そのため、配信者としてより身近な存在になっていくと考えられる。
また、クリエイターに対価を支払う「パートナープログラム」は、多くのクリエイターをサポートする仕組みであることから、今後はTikTokで活躍しているクリエイターたちがbyteに参入してくる可能性もある。加えて、動画市場に置ける勢力図にも変化があるのではないだろうか。
さらに言えば、この仕組みが他の動画配信サービスの収益方法に影響を与え、クリエイターたちがもっと活躍しやすい環境になっていくかもしれない。

ALPHABOAT合同会社について
会社名 | ALPHABOAT合同会社 |
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社長 | 西谷 大蔵 |
設立年 | 2018年 |
所在地 | 東京都渋谷区 |
事業内容 | デジタルコンテンツ企画・制作・プロデュース,クリエイターマネジメント,各種マーケティングサービスの提供 |